２つの浸出油の石鹸

乾燥ヨモギをアーモンドオイルに浸けた浸出油と、オーガニックカモミールジャーマンをオリーブオイルに浸けた浸出油を主に配合した非加熱製法の石鹸です。保湿のシアバター配合。

石鹸には欠かせない泡立ちと硬さのバランスを生む「ココナッツオイル(ヤシ油)」と「パームオイル」、ふくふくの泡を作る「ヒマシオイル」を合わせました。

洗顔・全身用の洗浄にお使いいただけます。

[ ヨモギのこと ]

「春光を浴びて一斉に芽を出す香りの草。“よく萌える”“四方へ伸びる”といった強い生命力が呼び名となり、日本の北から南まで暮らしに寄り添ってきた。」（「和ハーブのある暮らし」より）

雪が溶け、地面が見え始めて、少しずつ緑が出てくると「ヨモギを取りに行った？」と確認する4月～5月。わが家では、秋にとれた餅米でヨモギを入れたヨモギ餅を作るために冷凍庫には必ず常備してあります。

「強力な繁殖力を持ち、1,8-シネオールなどの成分によって浄化作用を示すヨモギは、邪気を払う魔除けのハーブとして多くの民族に用いられてきた。」（「日本のメディカルハーブ事典」より）

お肌の収れん、傷の止血、抗菌、血行促進を目的に、民間療法として、乾燥ヨモギの入浴剤や煎じて冷湿布を、チンキ剤としても浸出油をマッサージやスキンケアにも伝える、こちらも万能な和ハーブです。

[ カモミールジャーマン ]

イギリスの童話「ピーターラビット」では疲れたピーターに母親がカモミールティを出すシーンがあります。家庭の民間薬として、ドイツでは「母の薬草」、中国では「母菊」、フランスでは「貴人の花」と呼ばれ、利用されてきました。抗炎症作用の強い青色の成分アズレンを豊富に含み「ブルーカモマイル」とも呼ばれます。飲用し、冷え性や生理痛、不眠に。スキンケアとして肌荒れや保湿に重宝します。

[ オリーブオイル ]

中央アジア由来の植物で、今日では地中海沿岸や南アフリカ、中央アメリカなどで広く栽培されています。オレイン酸を70％以上、パルミチン酸約10％と肌馴染みに優れ、ビタミンA,D,E,Kを多く含みます。

「栄養素が多く、浸透性が優れているほか、エモリエント作用、鎮静作用、瘢痕形成作用と清涼作用がある。湿疹、乾癬、皮膚の痒み、ひび割れや乾燥した手、割れやすい爪、乾燥髪とコシがない髪の毛などに使用可能。」（「植物オイル・ハンドブック」より）

[ アーモンドオイル ]

ビタミンEのほか、A、D（微量）も含み、マッサージに使用すると肌の軟化作用、保湿作用が肌を強くすると言われています。乾燥で硬くなった肌に弾力を与える効果も期待されて、食べても美容にもイチオシの植物オイルです。

[ シアバター ]

樹高15mにもおよぶ喬木のシアの種子から得られる脂肪で、中央アフリカに広く分布しています。主成分はオレイン酸、ステアリン酸。

「皮膚炎や皮膚過敏症を防ぐ効果がある。(途中略)潤滑性、拡散、浸透性にすぐれ、かつ香料の保留性が良好であることから、広く化粧品に使われている。」（「化粧品成分用語事典2008」より）

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〈 期待される効果・使用法等 〉

一般的な成分の性質を述べたものであり、当社が運営するサイトに記載されています化粧品の効果・効能を表すものではありません。

<使用上の注意>

●お肌に異常が生じていないかよく注意し、ご使用前に必ずパッチテストを行ってからご使用下さい。

●化粧品が肌に合わないと感じる次のような場合には、使用を中止して下さい。そのまま化粧品類の使用を続けますと、症状を悪化させることがありますので、皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします。

（１）使用中、赤み、はれ、かゆみ、刺激、色抜け（白班等）や黒ずみ等の異常があらわれた場合。

（２）使用したお肌に、直射日光があたって上記のような異常があらわれた場合。

●傷やはれもの、しっしん等、異常のある部位にはお使いにならないで下さい。

<保管及び取扱い上の注意>

●使用後は必ずしっかりとキャップをしめてください。

●高温多湿または直射日光の当たる場所に保管しないでください。

●乳幼児、ご高齢者、ペット等の手に届かない場所に保管してください。

●開封後は3ヶ月を目安にご使用下さい